自然生村の薬草・ハーブ
注 意
薬草の薬効や利用方法については民間伝承の知識として記載するものであり、利用を勧めるものではありません。
薬草を利用する場合は医師や専門家の指導に従って下さい。薬草を利用しての結果について責任は負いません。
名前 カンゾウ
マメ科
生薬名
甘草(かんぞう)
概   要
マメ科カンゾウ属の多年草で、根に甘み成分を持ち、薬用や味噌、醤油、漬物など食品の味付に多用されており、産地によりウラル甘草、スペイン甘草、ペルシャ甘草など、世界的に栽培されている。
利用目的
砂糖の150倍以上の甘みを持つ主成分のグリチルリチンだけでなく甘草そのものにも多くの薬理作用があり「葛根湯」「安中散」「小青竜湯」など、漢方の約8割に配合されている。薬効としては鎮痛、抗炎症、胃痛、鎮咳去痰、解毒、十二指腸潰瘍など。
利用方法
根を掘り上げて水洗いをし、適当な長さに切って乾燥する。外側のコルク質の皮を取り去ったり、短くチップにする場合も。
栽培方法

極めて発芽率が悪いので、株分けで増やすのが良い。乾燥地に深く根を下ろす性質を持つので、径10センチ、長さ1mほどの塩ビパイプに川砂と堆肥を混ぜた用土を入れ、畑に立てて栽培すると、収穫の時に畑を深く掘らなくても済む。


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薬果薬根

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